ごあいさつ

about

旅先にいったい何があるというのでしょうね?

わざわざ遠方まで出向かなくても、
自分の街でライブを観れば、時間もお金も節約できます。
ですが、そこに "余白" はありません。

願わくばコンサートの数時間前に、
仕事や用事から離れて欲しい、と私たちは考えます。

空の碧さや、木々を吹き抜けていく風を感じるなどして
コンサート前に、聞き手として
心を柔らかくする準備運動みたいな時間を
割いてはもらえないだろうか。
と思うのです。

そんなことを考えているうちに、
「そうだ、旅先だ。」とひらめきました。

旅先では、皆が普段よりゆっくりと歩いていて
辺りを見渡すその瞳は、キラキラと輝いている。
些細なことに傷つき、小さなことに大喜びしてた頃の瞳を
誰もが取り戻して歩いているのです。

便利であること、無駄を省くことを
良しとしがちな毎日から少しだけ離れることで
暮らしをより豊かにしてくれるヒントが、
案外あっけなく見つかるかもしれない。

ヒントは余白に満ちた旅先にある。
そう確信したのは、2011年2月のことです。

開演まであと90分、ここから会場までは20分。
じゃ、あと1時間は仕事ができるな。と考え、
結果、開演から5分遅れで駆け込んで来て、
開演直前のあのワクワクや最初のひと声、
いち音を聴き逃していたお客さんたちを
旅先へと連れ出そう!

そんなふとした思いつきから、
僕らは多くの人にとって不便な
湯布院で沢山のコンサートを重ね、
やがて台北、長岡、篠山、金沢と、音楽をいいわけに、
いろんな街へお客さんを連れ出すようになりました。

時に不便は人を近づけます。
見知らぬ人と話してみたり、普段しないはずの行動が
あとあと振り返ると、一生涯の出会いになったり
するかもしれませんよ。

旅先にいったいなにがあるというのでしょうね。

ようこそ旅する音楽へ。

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音楽をいいわけに旅に出よう。

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